
今日もランニングに出かけた。
iPhone 3GSはNike+iPodに対応していると書いたけれど、走っているうちに気になる点がいくつか出てきた。
まず、走りながらiPhoneの操作は非常に難しい。
iPod nanoを使っていたときは、腕にはめた状態でも容易に操作できた。でも、iPhoneの場合、タッチスクリーンで突起がないから、腕にはめたままの状態で、早送りや音声ガイドのボタンを押すのは不可能だ。iPhoneはGPSがついているし、写真やビデオも撮れる。非常事態に電話としても使える。iPod nanoよりずっと便利なだけに、操作性の悪さだけがちょっと気になる。
もっと簡単な解決法は、【NIKE(ナイキ)】【NIKE+対応】iPod リモートコントロール
というリモコンを装着することかもしれない。
これなら遠隔操作でiPhoneを操作できるはずなので、ストレスフリーで走ることができそうだ。
どうせなら、ヘッドホンもブルートゥースにして、完全にワイヤレス化するのも面白いかもしれない。
2009-07-03
NIKE+ iPod Watch Remote
2009-07-01
CHUCK

いまさらながら、テレビドラマ「Chuck」を見ている。これは、「プッシング・デイジー」と同時期の07年秋にスタートしたアクション・コメディなのだが、第1話の印象がぱっとしなかったので、すぐに放送中止になるかと思っていた。でも、意外に評判が良くて、シーズン3の製作も決定している。そこで、もう一度チャンスをあげることにしたのだ(って、偉そうですね)。
「CHUCK」は、ひょんなことから国家機密を頭にダウンロードしてしまったオタクくんをめぐる、スパイコメディだ。Buy Moreという架空の大型家電店でNerd Herdという修理のスペシャリストとして働く彼は(元ネタは、Best BuyのGeek Squadだろう)、CIAの美人スパイとともに慣れない諜報活動に駆り出されることになる。McGがパイロット版の演出を手がけていることから分かるように、バカバカしいノリは「チャーリーズ・エンジェル」に近い。でも、純情なオタクくんと恋人のふりをする美人スパイ(実はそれほど美人でもないのだけれど)とのプラトニックなラブストーリーや、ルーザーな同僚との友情物語、仲の良すぎる姉との姉弟愛などが盛り込まれていて、あんがい面白い。じっさい、McGが演出を手がけた第1話よりも、ほかのエピソードのほうがよっぽどよく出来ている。さすが、ヒットメーカーのジョシュ・シュワルツ(「The OC 」「 GOSSIP GIRL
」)がクリエイターを務めているだけある。
次の展開が知りたくて仕方がない、というような中毒性はゼロだし、見ないと損をするというわけではないけれど、それなりにきちんと楽しませてくれる。もし、この番組が飛行機で放送していたら、長いフライトも退屈しなくて済むと思う。
2009-06-29
DOG ON IT

久々に、面白い洋書を読んだ。スペンサー・クインという作家が執筆した「Dog on It: A Chet and Bernie Mystery」というミステリー小説だ。
冴えない私立探偵(バーニー)が失踪人探しをする、というありがちな設定なのだが、物語がバーニーの愛犬チェットの視点で描かれていくのだ。チェットは警察犬学校に行っていた優秀な犬なのだが、なにぶん動物なので、本能に邪魔されてなかなか任務に集中することができない。それでも、使命感とバーニーへの忠誠心は人一倍(犬一倍?)あって、危険のなかに敢えて飛び込んでいく。犬版のフィリップ・マーロウと言えよう。ミステリーとしても面白いのだが、なにより魅力的なのは、犬の視点で描かれる人間世界だ。
たとえば、第二章の冒頭をざっと訳してみる。
人間についてひとつ言えること。それは、ハイになるのが好きということだ。 この特徴については、これまでの仕事でいやというほど目の当たりにしてきた。酒を煽り、あれやこれを吸い、錠剤を口に放りこむ。体に針を突き刺すものまでいる始末で、これまであらゆるパターンを目撃してきたと言っていい。でも、ハイになるというのがどういう状態を指すのかについては分からず、長い間、頭を悩ませてきた。
でも、ある日、はたと気がついた。ぼくがこの世でもっとも好きなことはなんなのか? それは、ポルシェの助手席に乗ってずっと遠くまでドライブに出かけることだ。助手席に背筋を伸ばして座ると、強風がぼくの顔をぐちゃぐちゃに変えていく。景色や匂いがーーとくに匂いだーーあまりにも速いペースで駆け抜けていくので、とてもすべてを把握できない。スピードと高揚感と感動。ぼくはハイがなにかを知っていた。それまでに数え切れないほどハイを経験してきていたのだ。
どうです?
有名作家も太鼓判を押してる。
ロバート・B・パーカー「初秋
「探偵と犬、そして、メジャー級の筆致。“Dog on It”は心の底から楽しめる作品だ」
スティーヴン・キング「シャイニング
「スペンサー・クインは、サスペンス小説と犬語という二つの言語を流暢に操ることができる。ときにファニーで、ときに感動的、そしてたまにとても怖い場所に読者を導く。“Dog on It”は、ネコを主人公にしたミステリー50冊以上の価値がある。最高の存在はチェットだ。犬版サム・スペードともいえる彼は、生きる喜びに満ち満ちている。チェットは犬の魅力を体言した存在だ。人生を愛し、人間を愛している。いますぐ近くの書店に駆けこみ、この比類のない魅惑的な本に前足を伸ばすことを心からお勧めする」
2009-06-27
グランドスラム

ウィンブルドンに触発されたわけじゃないけれど、いまテニスゲームに興味がある。
現実世界でテニスをやろうとすると、まずはメンツを集めなきゃいけない。
でも、スケジュールの調整は面倒だし、自分と同レベルの人を探すのは容易ではない(ぼくは初心者でもなく、かといって、上級者でもない、NTRP値で4.0から4.5くらいの中途半端なレベルなのだ)。
最近は週一でリアルなテニスをやっているけれど、ちょっと物足りなさを感じている。
でも、インターネット上のヴァーチャルなテニスができるのならば、問題は容易に解決できると思うのだ。
Wii Sportsのテニスゲームでは、そこそこテニスをしている感覚を味わえた。でも、どんな球でもボールが当たるし、手首のスナップだけで打てるので限界がある。
そこで、Wiiモーションプラスに対応したEA SPORTS グランドスラムテニス
には大いに期待している。オンライン対戦もできるそうなので、近いうちに挑戦してみたいと思う。
2009-06-26
THE LAST AIRBENDER

このところの監督作品の評判が悪いので、M・ナイト・シャマラン監督の次作に期待する人は少ないかもしれい。
でも、来年公開の「THE LAST AIRBENDER」に関しては、ティーザー予告編を見る限り期待して良さそうだ。
これは、アメリカの子供向けアニメ「Avatar: The Last Airbender」の実写映画化で、日本では「アバター 伝説の少年アン」という名前で放送されているようだ。オリジナルの企画じゃないためか、いつもとぜんぜん違った雰囲気で、楽しいカンフー映画になりそうだ。
2009-06-24
アカデミー賞作品賞のノミネート数が10作品に拡大
アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは、来年3月に実施される第82回アカデミー賞から作品賞のノミネート数を通常の5作品から10作品にいっきに増大させる、と発表した。
アカデミーはその真意を明らかにしていないけれど、アカデミー賞授賞式の視聴率アップを目指したものだと思われる。
ノミネート作品を5つに絞れ、と言われると、どうしても玄人好みの地味な芸術作品ばかりになってしまいがちだ。でも、10作品に拡大すれば、一般視聴者でも知っている人気映画がノミネートされる可能性が高くなり、その結果、視聴率アップが期待できる。これで、作品賞に「ノーカントリー」、「つぐない
」、「JUNO/ジュノ
」、「フィクサー
」、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
」といった地味な作品ばかりがノミネートされたせいで、最低の視聴率を記録した第80回アカデミー賞授賞式のような事態は避けられることができるだろう(個人的には、好きな作品ばかりなのだが)。
来年のアカデミー賞の候補となるのは、今年全米公開される映画だ。
果たして一年に10作品も良作があるのか、と疑問があるが、とりあえず、いまのところ、「カールじいさんの空飛ぶ家」が作品賞にノミネートされるのは確実と思われる。
2009-06-23
ルクソーJR.のロボットが登場
ピクサーのシンボルとなっている電気スタンドが、ロボットとしてディズニー・ワールドに登場した。アニメの動作をそのまま再現していて、とても可愛らしい。
この電気スタンドが初めて登場したのは、ピクサー初の短編映画「ルクソーJR」だ。1986年、新会社として発足したばかりのピクサーが発表した短編で、監督はもちろんジョン・ラセター。いま見直してみても、無生物に命を吹き込む技術はさすがだと思う。
ピクサーは長編映画を作るという夢をついに95年の「トイ・ストーリー」で実現させるわけだけれど、いまだに短編映画作りも続けている。新人育成や技術開発などの目的があるようで、長編のまえに必ず上映される短編映画は、メインディッシュに対する前菜のような役割を果たしている。
これまでの短編をまとめた「ピクサー・ショート・フィルム&ピクサー・ストーリー 完全保存版 [Blu-ray]」を見て改めて感じるのは、CGアニメにおける技術革新のペースの早さと、台詞に依存しないストーリーテリングのうまさだ。
ちなみに、ぼくの一番のお気に入りは、「カールじいさんの空飛ぶ家」と同時上映の「Partly Cloudy」だ。
「Partly Cloudy」の出だしはこんな感じ。
PONYO予告編
日本公開から一年遅れで、ようやく「崖の上のポニョ」が8月14日に全米公開となる。
英語版でポニョの声はマイリー・サイラスの妹ノア・リンジー・サイラス、宗介をジョナス・ブラザースの末っ子フランキー・ジョナス、といかにもディズニー的な配役だが、その他のキャストはケイト・ブランシェット、リーアム・ニーソン、マット・デイモン、ティナ・フェイとやたら豪華。
2009-06-21
美食とダーマの幸福な出会い
それにしても、先週の「TOP CHEF MASTERS」は面白かった。
これは大好きな番組のスピンオフなのだが、今回のゲスト審査員がなんとの「LOST」の脚本家チームだったのだ。
ショーランナーのデイモン・リンデロフとカールトン・キューズをはじめ、「LOST」の脚本家チームが「TOP CHEF」の大ファンなのは有名な話で、放送日の翌日の打ち合わせは、「TOP CHEF」の話題でもちきりになるのだとか。その噂を聞きつけた「TOP CHEF」の製作陣が、「LOST」の脚本家チーム(デイモン&カールトンを含む計7人ほど)をゲストに招待したのである。ちなみに、すでに「LOST」シーズン5の全米放送は終了しているので、番宣ではないってところもすがすがしい(番宣ならば、地味な脚本家ではなく、マシュー・フォックスやエヴァンジェリン・リリーとかキャストのほうを呼んでいただろう)。
今回のお題は、「LOST」の島で入手できるものだけで最高のディナーを作れ、というものだった。「LOST」の島で手に入るものといえば、ココナッツやイノシシ、熱帯魚などが思い浮かぶ。さらに、「ダーマ・イニシアチブ」の支給品も使っていいので、香辛料や缶詰なども使用可能だ。これらを使って一流シェフがどんな素晴らしいメニューを作れるか、というのが見所だ。
今週の4名の挑戦者のうち、一番の有名人は同番組に審査員としてレギュラー出演しているWD-50のWylie Dufresneだ。彼は分子ガストロノミーを駆使した卵料理などを披露するものの、段違いの実力を見せつけたのはロサンゼルス、JarのSuzanne Trachtだった。彼女の店にも行かなくては!
なんだか、腹が減ってきた。
2009-06-20
少女の最期の願いと『カールじいさんの空飛ぶ家』
『カールじいさんの空飛ぶ家』といえば、ピクサーの通算10本目のCGアニメだ。
5月末に全米公開されたばかりだが、なんと劇場公開中の同作を自宅で鑑賞することを許された、幸運な女の子がいた。
その女の子は、『カールじいさんの空飛ぶ家』のDVDを自宅で鑑賞した7時間後に他界している。
これは、OC Register紙が報じた感動の実話である。
この記事の主役は、十歳の少女コルビーちゃんだ。三年前に癌と診断されて以来、闘病生活を強いられてきた。
今年春、映画館でドリームワークスのCGアニメ「モンスターVSエイリアン」を観たとき、コルビーちゃんは予告編で紹介された『カールじいさんの空飛ぶ家』に興味を抱く。しかし、5月29日に『カールじいさんの空飛ぶ家』が劇場公開されたときには、すでに容体が悪化していた。6月4日、お母さんはコルビーちゃんを映画館に連れていくために車椅子のレンタルを注文する。しかし、配送が遅れたため、車椅子が到着したときには映画館に搬送できないほどに体調が悪化していた。
コルビーちゃんの最期の願いをなんとしても叶えてあげたい。そう誓った家族の友人は、6月9日にピクサーとディズニーに電話攻勢をかける。ピクサーの電話番号は自動応答メッセージで、担当者の名前を知らないと、直接話せない仕組みになっている。そこで、この友人は適当な名前を挙げて、なんとか生身の人間に取り次いでもらうと、窮状を訴えた。
すると、翌日、ピクサーの社員が『カールじいさんの空飛ぶ家』のDVDを持って、コルビーちゃんの自宅に急行したのだ。
ピクサーの社員は、コルビーちゃんの家族と一緒に映画を鑑賞。上映が終わると、そのままDVDを持って、ピクサーに戻っていったという。
そして、その日の夜、9時20分にコルビーちゃんは他界した。
悲しいけれど、感動的な話だ。
まず、最期の作品が『カールじいさんの空飛ぶ家』だったのが幸運だった。笑いとアクションがたっぷり詰まった娯楽映画だけど、同時に、生と死に関する美しいメッセージがある。78才のおじいさんを巡る冒険物語は、娘に先立たれたご家族にきっと勇気を与えるに違いない(ご家族には、映画にちなんで「 アドベンチャー・ブック」が贈られたという。映画を観ていない人にはなんのことか分からないだろうが、その意味合いを考えると、素晴らしい贈り物だと思う)。
そして、臨機応変な対応をしたピクサーもすごい。なにしろ、連絡をもらったその翌日に、社員を飛行機で飛ばしたのだから。普通の会社なら、こんなに早くは動けないし、なんらかの外圧がなければ、そもそも対応すらしないだろう(じっさい、ディズニーは断ったそうだ)。ピクサーは連絡をもらったその日のうちに、コルビーちゃん宅への訪問を約束している。友人からそのニュースを聞いたお母さんは、果たして明日まで持ちこたえられるかどうか娘に尋ねた。すると、コルビーちゃんはこう答えたそうだ。“I’m ready (to die), but I’m going to wait for the movie” 「(死の)準備はできているけど、映画を待つわ)」
ピクサーはこの件に関する取材を断っており、また、駆けつけた社員の名前も明らかにしていない。ここらへんもさすがだと思う。


