TV というラベルの投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
TV というラベルの投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2008-05-11

「LOST」が2話増加


ハリウッド・レポーター誌によると、「LOST」のシーズン5とシーズン6がそれぞれ1話ずつ増えて、各17話となることになった。
シーズン4となる今期は米脚本家組合のストライキのせいで予定した16話を製作できなかったため(最終的には14話になった)、不足分の2話を、それぞれシーズン5とシーズン6で補うことになるという。「LOST」がシーズン6で終了することに変更はないという。

「LOST」の最終話が放送されるのは2010年5月末。待ち遠しいような、ずっと終わりがきて欲しくないような。

2008-05-09

LOST シーズン4 第11話


いよいよ「LOST」シーズン4も佳境に入ってきた。
昨日のエピソード「Cabin Fever」の主人公はジョン・ロック。貨物船KAHANAの連中から島を守るため、ジェイコブの住む小屋(キャビン)を探す現在のロックの奔走と、彼の生い立ちが平行で描かれることになる。ロックの過去についてはこれまでずいぶん描かれているけれど、今回のエピソードでは「LOST」の謎を解く上で重要そうなネタが大量に出てきた。

それは、なにかっていうとーー。

おっと、あぶない。警告なしで、ネタバレを書いてしまうところだった。

ここから先は、ネタバレ情報になります


「LOST」ファンの方で、先の展開を知りたくない人は、ここでぐっと我慢してください。
(「LOST」シーズン4の11話まで見たときに、戻ってきてもらえると嬉しいです)。
それでも構わないという方は、Read at your own riskってことで。


では、続きはこちら↓。



「Cabin Fever」では、いろんな事実が明らかになった。あまりにもたくさんあったので到底書ききれないほどだが、大きな点だけをまとめてみた。


その1 ジョン・ロックは、ベンジャミン・ライナスと同様、早産だった。二人が島に選ばれる存在になったことと、早産であることはなんらかの繋がりがあるのかもしれない。

その2 若きジョン・ロックの成長を、リチャード・アルパート(シーズン3から登場した年を取らないアザーズ)がずっと見守っていた。ロックのほうがベンよりも先に生まれていたことを考慮すると、ロックこそがもともとリーダーとなる予定だった、と推測できる。しかし、ロックがアルパートによるへんてこな試験に落ちたため、ベンが繰り上がりでリーダーになったのかもしれない。

その3 足が不自由になったジョン・ロックにオーストラリア旅行を勧めたのは、マシュー・アバドン(シーズン4から登場した謎のキャラクター)だということが明らかになる。ロックはオーストラリア旅行の帰りに飛行機事故に遭うわけだが、アバドンはそのことを見越して、ロックを旅行に勧めたものと考えられる。つまり、ロックは生まれてからずっと島にいくことを運命づけられていたわけだ。
アバドンがなぜ飛行機事故を見越していたのかは謎だが、もっとわからないのは、なぜ、チャールズ・ウィドモアに雇われているアバドンが、どうしてロックにアプローチをしていたのか、ということだ。うーむ。

その4 クレアはやっぱり死んでいた! 前話で家ごと爆破されたとき、九死に一生を得たかに見えたが、霊媒師のマイルズだけが変な対応をしていたのがヒントだった。にしても、島ではどうして死人が普通の人間のようにうろちょろできるのかよくわからない。

その5 マイケルはやっぱり死ねない。今回も、至近距離で傭兵のキーミー(こりゃまた、すごい悪役を登場させたもんだ!)に発砲されたが、銃の故障で命を救われた。第8話「Meet Kevin Johnson」でトムが言っていたように、島の意志によって、マイケルは死なないようになっているのだ。死ねないのは、ジャックも同様かもしれない。シーズン3の最終話で、飛び降り自殺しようとしたとき、偶然、交通事故が起きたのも、島の意志なのかも。

その6 島はやっぱり可動式らしい。それが空間的な移動なのか、それとも時間的な移動なのかは、今後のエピソードで明らかになるだろう。


来週からはついに全3話のフィナーレ。脚本担当はもちろんデイモン・リンデロフとカールトン・キューズ!
どんな展開になるのか、想像しただけで鼻血が出そう(笑)。


2008-05-07

NUMB3RS


いまさらだけど、初めて「NUMB3RS」を観た。
日本では「NUMBERS 天才数学者の事件ファイル」というタイトルで放送されているもので、ご存じの方も多いと思う。
FBI捜査官の兄と天才数学者の弟が事件を解決していくというもので、「CSI」系が苦手なぼくは食わず嫌いだった。
でも、観てみたら、捜査に用いられる数学がどれも刺激的で、しかも、複雑な数学を映像的に伝えようという工夫が随所にある。アクション場面は緊張感がたっぷりだし、なにより、家族のドラマを中心に沿えている点に好感が持てる。
好きなドラマが出来て、とても嬉しい。

2008-05-03

LOST シーズン4 第10話


報告が遅くなってしまったけれど、先週の木曜日、第10話「Something Nice Back Home」を観た。
今度の主役はジャックで、将来のジャックがどうして薬漬けの自殺願望男に変化してしまうのか(シーズン3の最終話を参照のこと)が明かされることになる。結局、ジャックって、島にいるときが一番幸せのようだ。島にいるときは、脱出のことばかり考えているくせに。

「LOST」というと、たくさんの謎がなかなか説き明かされないので、そのことに不満を持っている人もいるかもしれない。でも、たとえば、例の謎の黒い煙の場合、登場するたびに違った面が明らかになる。前回のエピソード「The Shape of Things to Come」では、黒い煙の新たな一面が明らかになった。

また、これまでにジャックのお父さんやブーンやミスター・エコーの弟とか、たくさんの死人が「幻覚」として登場しているけれど、今回のエピソードを見る限り、それは島の役割と深く繋がりがありそうだ。

次のエピソード「Cabin Fever」では、ついにジェイコブのヒントが提示されることになりそう。次回の主役はジョン・ロックなので、どうして彼がジェイコブに選ばれることになったのか、そこらへんが紹介されるのではないかと期待している。

次のエピソードの予告編はこちら。

2008-04-24

LOSTが再開!


「LOST」シーズン4の放送がついに再開した。
今日の第9話のタイトルは「The Shape of Things to Come」で、H.G.ウェルズの同名小説から取られている。直訳すれば「未来に登場する物の形」という感じかな。

今回の主人公はベンジャミン・ライナスで、現在の出来事とフラッシュフォワードが交互に描かれる。ネタバレになるのでなにも書かないけれど、ベンの悪者ぶりは「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のダニエル・デイ=ルイス(が演じたキャラクター)を彷彿とさせる。

それにしても、現在とフラッシュフォワードとの時間差がほとんどなくなってきたのが気になる。このままでいくと「現在」が「フラッシュフォワード」に追いついてしまう。いったんそうなると、もう「フラッシュフォワード」方式は使わなくなるのかもしれない。シーズン5からはまったく新しいフォーマットになるというから、このことが関係しているかも。

それから、ひとつ嬉しいニュース。みなさんご存じの通り、シーズン4から「LOST」は16話ずつになったのだが、脚本家組合ストの都合で、計13話になった。しかし、どうやら1話が追加されて、計14話になったようだ。正確には最終話となる第12話「There's No Place Like Home」が3時間にわたって描かれる模様。

それにしても、シーズン4最終話のタイトル、かなりのヒントになってますよね?

ということは、やっぱりシーズン3の最終話で登場したフラッシュフォワードのところまで、「現在」が追いつくということなのかもしれない。

今週の「LOST」レポートはこのへんで。

2008-04-20

The Wireがついに日本上陸!


ようやく「The Wire/ザ・ワイヤー」が日本で放送されることになった。
これはアメリカのHBOで2002年に放送開始となった犯罪ドラマで、いまから3年ほど前にeiga.comで紹介記事を書いたことがあるのだけれど、正直、日本上陸はないのではないかと思っていた。盗聴器(=wire)を使った犯罪捜査を描くドラマなのだが、登場人物が30人近くもいて、ストーリーは複雑で、会話はスラングだらけ。正直、これほどとっつきにくいドラマもない。

それでも、日本上陸を果たすことができたのは、昨今の海外ドラマブームのおかげだと思う。

詳しい内容については紹介記事を確認してほしいが、リアリティたっぷりの重厚な犯罪ドラマを求めている人にはぜひお勧めします。

2008-04-14

「LOST」とハリポタとの共通点とは?


Entertainment Weekly誌に、「LOST」の特集記事が載っていた。
執筆者はいつも通りJeff Jensenさんで、「LOST」の撮影現場レポートを愛情たっぷりに伝えてくれている。
アメリカではすでにシーズン4の8話まで放送されていて、いまは9話からの計5話が急ピッチで製作されているところだ(もともとは16話の予定だったが、脚本家組合のストの影響で数が減ってしまった)。
このレポートを読むにはシーズン4の8話までの知識が前提条件となるため、ネタバレを嫌う人にはお勧めできないのだけれど、主要キャストのインタビューはかなり貴重だ。なにしろ、今年の1月下旬にシーズン4の全米放送がはじまったときは、脚本家組合のストライキの真っ最中だったため、主要キャストやクリエイターのインタビューがほとんど出なかったからだ。


ファンの人ならご存じの通り、「LOST」はシーズン3の後半からがらりと変わった。「LOST」といえば、その壮大な謎がなによりもの魅力だが、シーズン2やシーズン3の前半では、あからさまな時間稼ぎがあった。アメリカのテレビドラマは人気が続くかぎり放送が続くので、「LOST」のように謎でひっぱるドラマには不向きだ。そのため、シーズン3のあいだ、番組の製作陣は放送局のABCと粘り強く交渉し、シーズン6で「LOST」を終わらせるという決定を引き出すことに成功する。それまで「ゴールの見えないマラソンをひたすら走っているようだ」と告白していたクリエイターたちは、ようやく結末に向けて、ストーリーを組み立てられるようになった。シーズン3後半の絶好調は、その成果なのだ。

製作総指揮のカールトン・キューズは言う。「いまでは、『物語がどこに向かっているのか、ちゃんと分かって番組を作っているわけ?』という質問を受けなくなったよ。異常繁殖すると集団移動して海に投身自殺するタビネズミのように、『もしかして、ぼくらは誤った方向に導かれているんじゃないか』、という不安を、ファンは消し去ることができたんだ」

とはいえ、シーズン4が完璧というわけではない。ペースは断然早くなったし、刺激的な物語手法が用いられているけれど、作品の質にばらつきがある。個人的に「LOST」史上最高のエピソードだと思う第5話「The Constant」がある一方で、状況説明だけで終わってしまっているエピソードも少なくない。

でも、ジャック役のマシュー・フォックスによれば、シーズン4は前半の8話がいわゆる「前フリ」で、残りの8話が「本番」として設計されているのだという。残りのエピソード数が予定よりも少ない5話になったため、さらに劇的な展開が用意されているという。

(ここから先は、シーズン3のエンディングに触れているので、まだ見ていない人はご注意を!)

マシュー・フォックスによれば、シーズン4の最後で、シーズン3のフラッシュフォワード場面で出てきた謎が説明されるという。

おさらいをすると、シーズン3の最終話で分からなかった謎は以下の2点だ。

1・未来のジャックはなぜあんなにもみじめになってしまったのか?
2・棺桶のなかには誰が入っていたのか?

上の2点に関しては、今シーズンのうちにきちんと説明されるという。

なお、他の点については、シーズン4のこれまでのエピソードでちゃんと説明されている。

たとえば、

3・未来のジャックはどうしてケイトと連絡を取ってはいけないのか?
4・他に誰が生きて島から脱出できたのか?
5・未来のジャックが自殺しようとしたとき、なぜ、偶然にも交通事故が起きたのか?

などなど。

製作総指揮のデイモン・リンデロフさんによると、シーズン4の最終話でもまた、あっと言わせる展開を用意しているという。
さらに、シーズン5からは、これまでとまったく違ったフォーマットになるとか。「LOSTといえば、島の「現実」と、フラッシュバック(あるいは、フラッシュフォワード)をパラレルで見せる、というのがおきまりのパターンだったが、「こんな状態で、いったいどうやって番組をつづけていくんだ?」と観客が叫びたくなるくらいの新方式だとか。
リンデロフさんによれば、「ハリポタ」第7巻にインスピレーションを受けたのだとか。第7巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」は、従来のオープニングとパターンが違っている。それと同じように、「LOST」もシーズン5でパターンを打ち破るという。

とりあえず、今回の「LOST」通信はこのへんで。


2008-04-03

ちいさなニュース その2


現在、「LOST」の全米放送はお休み中。
でも、4月24日の放送再開をただ指をくわえて待っているのは、ファンに流儀に反するようで、いろんなファンサイトではこれまでの分析やら、新しい理論などで盛り上がっている。
ぼくがもっとも信頼しているのは、Entertainment Weekly誌のジェフ・ジャンセン記者で、自他共に認めるハードコアファンである彼は、さっそくシーズン4の採点表を発表。これまで放送された全8話を、それぞれABC順でランク付けしている。
なにが嬉しかったって、ぼくが以前「LOST」史上、最高のエピソードと騒いでいた第5話「The Constant」にA+の評価がついていたことだ。「デズモンドのトリッピーかつロマンティックな時間旅行ストーリーにおいて、『LOST』はオタク心を全開にするだけでなく、その胸の奥までも開いてみせた」

さすが、ジャンセンさん、よくわかってらっしゃる!

ちなみにシーズン4でA+を獲得したのは第5話のみで、第1話と第2話がAという評価。まさに、その通りだ。

早く4月24日がこないかな。

2008-04-02

JJ,「LOST」シーズン4を語る



『LOST』のクリエイターとして知られるJ・J・エイブラムスさんが、「クローバーフィールド」の宣伝で来日中だ。
そのついでと言ってはなんだけど、今年1月、『スタートレック」の撮影現場で取材させてもらったときに、『LOST』についてもちゃっかり質問させてもらっていたので、今回はその部分のコメントをお裾分け。ネタバレではないので、ご安心を。

ーーこれからいよいよシーズン4の放送が開始となりますね。

「シーズン4で『LOST』は物語の中間地点を折り返したことになる。シーズン3の最終話で、キャラクターたちの過去を描く、従来のフラッシュバック手法ではなく、未来を描くフラッシュフォワード手法に切り替えた。これまでのように現在と過去を平行で見せるのではなく、現在と未来を見せていくことで、これまでとまったく違ったダイナミズムが生まれるようになった。本当にクールなアイデアだよ。すでに物語のゴールがはっきりと決まっているわけだから、これからは時間稼ぎをしたり、あるいは無理に急いだりすることなく、ドラマを展開していくことができるよ」

ーードラマがどういう形で終了するのか、ご存じなんですね?

「うん。『LOST』は6シーズンで終了することが決まっているんだが、どういう形で幕を閉じることになるのか、ショーランナーを担当しているデイモン(・リンデロフ)が説明してくれてね。とても刺激的なアイデアだったよ。ここで教えられないのが、残念で仕方がないよ(笑)」

2008-03-31

ギャラクティカ



ようやく日本でも「ギャラクティカ」の放送が始まった
このドラマに関しては、二年ほど前から勝手に宣伝していたので、喜びもひとしお。

SFアレルギーのある人は、このポスターを見ただけでアウトかもしれないけれど、できればチャレンジしてもらいたいものだと思う。この番組はSFマニアだけじゃなく、一般視聴者にも広く支持されている人気ドラマで、その質の高さはTIME誌やニューヨークタイムズ紙、エンターテイメント・ウィークリー誌などの折り紙付きだから。せめて、判断を下すのは、シーズン1のDVDに収録されている序章「ジェノサイド」と第1話「33分の恐怖」を見るまで留保してほしい。とくに「33分の恐怖」は、「ギャラクティカ」のなかでも屈指の名エピソードだから。

ちなみにアメリカでの放送は、4月4日スタートのシーズン4が最終章となる。

果たしてどんなエンディングを迎えるのか、いまから楽しみだ。


下のクリップは、出演者たちによる「ギャラクティカを見るべき理由TOP 10」
「LATE SHOW WITH DAVID LETTERMAN」で放送されたジョークです。

2008-03-23

CASH CAB


最近、よく見るテレビ番組に「CASH CAB」というのがある。
これはDiscoveryチャンネルでやっているドッキリ型のクイズ番組で、CASH CABと呼ばれるタクシーにたまたま乗り合わせると、お客さんは目的地にたどり着くまでの道中、運転手が繰り出すトリビア問題に答えなくてはならなくなる、というものだ。一問正解するごとにお金がもらえて(最初は1問につき25ドル、難易度が高くなると1問につき100ドル)、計3回間違えると、獲得金額がすべて没収されて、その場でタクシーから降ろされてしまう。
最近のクイズ番組は演出が過剰になる一方だけど、「CASH CAB」の場合は、司会者はタクシーの運転手、解答者は一般のタクシー利用者、セットはタクシー内だけ、というシンプルさがいい。そのわりにはスリリングにできていて、まさに企画の勝利だと思う。

だれが思いついたのかと思ってwikiで調べたら、やっぱりイギリスの番組が元ネタだった(「ミリオネア」をはじめ、イギリスはリアリティ番組の宝庫だ)。いまでは、アメリカ以外にもオーストラリア、ドイツ、ギリシャ、イスラエル、フランス、スペインなどたくさんの国にこの番組のアイデアは輸出されているという。運転上手なコメディアンさえいれば、どの都市でも成立する企画だから当たり前だよな。



今後、ニューヨークに行くときは、CASH CABを捜してみたいと思う。もっとも、早口の英語で問題を繰り出されても、ろくに答えられないだろうけれど。

2008-03-21

「JERICHO」が放送終了に!


「JERICHO」の全米放送をしているCBSが、同ドラマを現在放送中のシーズン2で終了すると発表した。
これは2006年にスタートしたサバイバルドラマで、アメリカの大都市のほぼすべてが核攻撃によって消滅したあとの世界を舞台にしている。ジェリコというのはカンザスの田舎町の名前で、過疎地であったことからたまたま放射能による被害を免れることができた、という設定だ。電気や食料の供給がストップしたうえに、無法地帯となったアメリカにおいて、町民たちが力を合わせて困難に立ち向かう、というのが、このドラマの基本ストーリー。「誰が核攻撃を行ったのか?」というのが、大きなミステリーになっていて、いろんな意味で「LOST」っぽい。主役は、かつてジョニー・デップの再来と期待されたスキート・ウーリッチが演じている。

この番組は、カルト的な人気を誇る一方で、視聴率はそれほど高くない。そのため、放送局のCBSは、これまで何度も放送中止を発表しては撤回をしている。ただ、今度ばかりは本当にアウトかもしれない。ファンからの熱烈な要望に応えて、シーズン2への継続を許可したものの、やっぱり視聴率が向上しなかったから。

多くの視聴者を獲得できなかったのは、このドラマの質というよりも、むしろ、CBSのカラーに馴染まなかったせいだと思う。CBSといえば、「CSI」のような一話完結型の犯罪捜査ものが主力で、「JERICHO」のような連続性の強いドラマは皆無だ。おまけにCBSは、FOXほど極端ではないにせよ、警察官や対テロ組織などを主人公にした愛国的なドラマが多いので、「JERICHO」のように、国家権力に対するパラノイアを扱ったドラマが同局の視聴者に快く受け入れられるとも思えない。たとえばABCやNBCでやっていたら、違った結果になっていたかも。

「JERICHO」が継続できる唯一の道は、ケーブル局に放送局を移すことだ。たとえば、USAなんかが「JERICHO」を放送してくれると嬉しい。「デッドゾーン」とか「 Burn Notice」とか、製作費は安くても、良質のドラマをいくつも抱えているし。

ちなみに「JERICHO」のパイロット版の演出は、「ナショナル・トレジャー」のジョン・タートルトーブ監督、脚本は、ぼくが以前翻訳させてもらった「ウォールフラワー」を執筆したスティーヴン・チョボウスキーさんが担当している。設定は暗いけれど、ラブストーリーがあったり感動物語があったりして、ヒューマニズムに満ちている。

このドラマ、日本でもきっと受けると思うんだけどな。

「JERICHO」シーズン1の予告編はこちら(台詞がほとんどないので、英語が苦手な人も大丈夫です)。

2008-03-20

今週の「LOST」

今日はシーズン4の第8話「Meet Kevin Johnson」。
今回の主役の名前を言ってしまうと、、軽いネタバレになってしまうので、控えておく。
いままで欠けていたピースの一部がかちりとはまり、同時に、新たな展開に進みそうな勢い。
わりと重要なキャラが死亡してしまうし。
今夜放送した第8話をもって、「LOST」の全米放送は一ヶ月休みに入る。残りはあと5話しかない。
果たしてちゃんと話がまとまるのか、ちょっと心配。

ところで、島の謎に関して、興味深い仮説を見つけたので、ご報告。
外界からどうして島を見つけることができないのか、というのが「LOST」の大きな謎のひとつだけれど、この説によると、なんと島が地球上を移動しているからだという。こんな風に要約するとものすごく陳腐に聞こえるけれど、このサイトでは「ミラーマター(胸像物質)」(あるいは「ダークマター」)という理論物理学上の説を使って、「LOST」に登場する島は、地球上に存在する月のミラーマターである、だから、月の軌道にあわせて島も地球上を移動しているのだ、という仮説を立てている。

正直なところ、文系のぼくにはこの説がいい線をいっているのか、単なるトンデモ科学なのか見当もつかないのだけど、島が移動しているだなんて考えたこともなかったから、とても刺激的だった。

「LOST」第9話の予告編はこちら。

2008-03-18

ENCHANTED


COSTCOで発売されたばかりの「魔法にかけられて」のDVDを購入した。
思えば、この映画の取材をさせてもらったのは、去年の11月上旬のこと。それまでぜんぜん乗り気じゃなかったのに、試写を観たとたん、この映画のファンになった。これほど独創性があって、しかもウェルメイドな映画はめったにないと思う。なにより、過去のディズニーアニメをパロディにしつつも、いまの子供のたちのために、新たなファンタジーを創造した点が、すごいと思う。
映画を観るまで、凡庸なファミリー映画だと思いこんでいた自分が恥ずかしい。

ついでに「魔法にかけられて」と一緒に「バトルスター・ギャラクティカ」(シーズン3)と「ノーカントリー」と「つぐない」のDVDを購入。
レジの人も、まさか同一人物がぜんぶ鑑賞するとは思わなかっただろうな。

「バトルスター・ギャラクティカ」の魅力については、またいつか!

2008-03-13

Lost Season4 Episode "Ji Yeon"

第7話では、ジン&サンが主役。フラッシュフォワードで、二人の未来が描かれる(いや、具体的にはちょっと違うんだけど、これを説明すると例によってネタバレになるので、ご勘弁を。逆にネタバレ大歓迎の方は、英語だけどここをお勧めします)。

今回は、正直、あまり面白くなかった。サプライズはあるし、いろんな小ネタが出てくるから、
シーズン2や3のときみたいに、時間稼ぎをしているわけではない。むしろ、来るべき大きなイベントに向けて、必要情報を小出しにしている感じ。でも、前回もそんな感じだったし、そろそろ面白い展開を期待したいところ。サプライズのはずの新キャラクターも、新情報も、ぜんぶ想像の範疇だったし。次回放送の第8話“Meet Kevin Johnson”のあとで、放送が1ヶ月ほどお休みになるので、次回はあっといわせる展開になってほしいと思っている。

信じられないのは、シーズン4の放送がすでに中間地点を過ぎてしまったということ。WGAストの影響でシーズン4は全13話だから、残りのエピソードはあとたった6話しかない。ついこのあいだ始まったばかりだというのに!

思えば、シーズン2は「ハッチ」と「ダーマ・イニシアチブ」、シーズン3は「他のものたち(アザーズ)」についての物語だったけれど、シーズン4は、島のすぐ近くまでやってきた「貨物船の人々」についての物語だ。残るシーズン5とシーズン6はいったいどうなるんだろう?
一刻も早く結末を知りたいという気持ちもあるけれど、できれば、いつまでも終わって欲しくない。
まったく、わがままなファンである。

第7話の予告編はこちら。

2008-03-12

Top Chef Season 4


TOP CHEFのシーズン4が今日からはじまった。
TOP CHEFは、リアリティTVにはあまり興味がないぼくが唯一欠かさずに観ている料理のコンペティション番組で、その感じは「料理の鉄人」に近いかもしれない。無名の若いシェフ16名が、毎週さまざまなお題に挑戦しながら最後の一人になるまで競いあう形式で、優勝者にはレストランの開業資金が与えられる。
見所はなんといっても個性豊かなシェフたちで、ものすごい実力者から、基礎すら知らない(そのわりには、やけに自信たっぷりな)自称シェフまでいる。料理のコンペティションは、時間制限のプレッシャーに加えて、凡ミスやらトラブルやら助けあいやら罵倒などが絡むから、とてもエキサイティングだ。
で、シーズン4の舞台はシカゴ。まだ始まったばかりなので、なんとも言えないけれど、今回は嫌なキャラがちょっと多すぎる気がする。
ドラマを盛り上げるためにヒール役は必要だけど(シーズン3のHowieは最高のヒールだった)、みんながみんな強気なエゴイストだとちょっとうんざり。まあ、彼らもまだお互いを探り合っている段階なので、虚勢を張っているだけなのかもしれないけれど。

hulu.com

アメリカのメジャー系スタジオが共同開発した動画共有サイトhuluがついに正式スタートした。
これまで、米テレビ番組をインターネット上で見るときは、それぞれの局のサイトにいかなくてはいけなかった。でも、このサイトはNBCユニバーサルとニューズ・コーポレーションが共同でやっているから、FOXの「24」や「プリズン・ブレイク」、NBCの「30 Rock」などを一緒に見ることができる。参加するスタジオがどんどん増えているから、うまくいけば、ここにいけば、すべての番組が視聴できるようになるかも。ビデオの質はYouTubeとは比較にならないほど良くて、しかも、無料(ただし、広告付き)。

アメリカのユーザーが対象なので、海外からも視聴できるかどうかわからない。とりあえず、大好きな映画「ビッグ・リボウスキー」を、貼り付けてみる。



視聴できればいいのですが。

2008-03-09

New Amsterdam

FOXの新ドラマ「New Amsterdam」を観た。
刑事物でありながら、主人公の刑事が実は不老不死であるというのがこのドラマの新しいところだ。主人公のアムステルダムは、1642年にネイティブアメリカン(つまり、アメリカ・インディアン)の命を救った見返りとして、不老不死の呪文をかけられていまに至るという設定で、パイロット版の演出を「ギルバート・グレイプ」や「サイダーハウス・ルール」のラッセ・ハルストレム監督が手がけていることもあって、かなり期待していた。

でも、期待が大きすぎたせいか、あるいは、ピート・ハミルの「Forever」に設定が酷似しているせいかわからないけれど、あいにく引き込まれることはなかった。

「New Amsterdam」の予告編はこちら。


07年から08年のシーズンに始まった新ドラマで、結局「Pushing Daisies」を超えるドラマはなかったように思う。

「Pushing Daisies」については、ここで紹介しています。

2008-03-06

The Other Woman

たったいま、「LOST」シーズン4、第6話「The Other Woman」を見終わったところ。

今回の主役はジュリエット。LOST シーズン3から登場したジュリエットと、LOST シーズン2から登場したベンジャミン・ライナス(A.K.A.ヘンリー・ゲイル)とデズモンド(ついでに、ペネロピ)は、いまや「LOST」を代表するキャラクターだ(それにしても、ベンジャミン・ライナスがこれほど大きなキャラクターに成長するとは!)。シーズン4から登場した新キャラクターの4名もそれぞれ個性的で、今後の成長が楽しみ。
今回の「The Other Woman」でも、いろんな情報が明らかになる。でも、ストーリーの完成度でいえば、第5話「The Constant」が圧倒的に勝っている。米ABCでは、9時からの本放送の前に、8時から前週のエピソードを再放送していて、今夜あらためて「The Constant」を見直したけれど、やっぱり感激してしまった。詳しい内容についてはなにも書かないけれど、あえてヒントを出すなら、ヴォネガットの「スローターハウス5」と、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、さらに、「エターナル・シャンシャイン」を足したような感じ(って、ぜんぜんヒントになっていないかも)。さらに、島にやってきた「貨物船」のボスの正体まで仄めかしていて、鼻血が出そうなくらいの大盤振る舞いだった。
次回第7話は、ジン&サンの韓国人夫婦が主人公。正直、この二人の過去についてはすでに十分すぎるほど描かれているので、彼らの未来が紹介されることを期待している。

2008-02-28

Best LOST episode, ever!

たったいま、「LOST」シーズン4の第5話、"The Constant"を見た。
これまでだいたい70話くらいが放送されたことになるけれど、間違いなく最高のエピソードだった。
リンデロフ&キューズが書いた傑作エピソードのなかでももちろん最高峰。
感激しすぎて、タイプする手が震えるほどだ(笑)。


(今回の主役は、デズモンドです。Aye!)

あ、ネタバレ的なことは書かないので、ご安心を。これから観る人にも、同じ感動を味わって欲しいので。


「LOST」のファンには、それぞれ好きな理由があると思う。
壮大なミステリーやSF的要素、あるいは、ラブストーリーとか贖罪のドラマとか。「LOST」に限らず、ぼくが一番好きな物語のタイプは、頭とハートを同時に刺激するものだ。知的なパズルと感動ストーリーがミックスしたもの、とでもいうか。たとえば、ぼくにとってはミシェル・ゴンドリー&チャーリー・カウフマンの「エターナルサンシャイン」やコニー・ウィリスの「航路」がそうだった。

"The Constant"では、島に関する大きな秘密が惜しげもなく明かされるだけじゃなくて、その秘密に関する手法を用いて、ストーリーが綴られていく。非常に複雑だけど、「LOST」のファンなら大丈夫。おまけに、新キャラクターの過去まで明らかになるというおまけつきだ。
脚本家チームは、ファンの知的好奇心を刺激する要素をありったけ詰め込む一方で、感動的なラブストーリーを提供してくれる。しかも、二つの要素が渾然一体となっているので、頭脳と心臓を同時に揺さぶられるという仕掛けだ。

「LOST」を信じてきて良かったと、心から思う。

もし、シーズン4のネタバレ情報を知りたい人は、エンターテイメント・ウィークリー誌のロングインタビューがおすすめ。