2009-07-31

Kindle 2、その2


アマゾン・キンドル2を使って、最初に驚いたのはディスプレイの鮮明さ。
写真じゃ伝わらないと思うけれど、まるで本当に印字されているかのように文章が表示される。
液晶スクリーンで本を読むことに抵抗がある人でも、これなら大丈夫だと思う。
あまりにも使い勝手がいいので、読みかけの本のキンドル版を購入してしまったほどだ。

これから実際に読書をしながら、いろいろな機能を試してみたいと思う。

2009-07-30

Kindle 2を入手!


ついに、アマゾンの電子書籍リーダー、Kindle 2を購入した。
アメリカのハードカバーは重くて読みづらいし(寝ながら読んでいると手首が疲れる)、ちょうど値下げもしたので買い時だと判断したのだ。
今後、体験レポートを書くつもりなので、お楽しみに。

2009-07-28

ジョン・ラセター、「カールじいさんの空飛ぶ家」を語る

ジョン・ラセター監督がファンからの質問に答える動画を発見した。

ジェニファーというファンから寄せられた質問は、「『カールじいさんの空飛ぶ家』のオープニングはどうしてあんなにシリアスなの?」というもの。

たしかに、「カールじいさんの空飛ぶ家」の冒頭はアニメ作品とは思えないほど重くて悲しい。台詞がまったくなく、マイケル・ジアッキノのシンプルで切ない音楽だけで描かれるモンタージュは、この映画のなかでも最高のシークエンスだ。



ラセター監督はこの冒頭場面のアイデアを監督から初めて聞かされたときに号泣したというエピソードを明かしながら、ストーリーにおける重要性を分かりやすく説明している(背景に見えるのは、コミコン会場のサンディエゴのコンベンション・センターだと思う)。

この人がいる限り、ピクサーとディズニーは安泰だ。

ピクサー流マネジメント術 天才集団はいかにしてヒットを生み出してきたか」もよろしく。

2009-07-27

LOST: Season 6 予想その2

昨日に引き続き、「LOST」のシーズン6の最新情報をご紹介。

サンディエゴで行われたコミコンにおいて、以下のビデオが公開された。「LOST」に登場するオーシャニック航空(もちろん、架空の会社だ)のコマーシャル。ネタバレになるので詳しくは説明しないが、シーズン6がどんな方向に進むのか大きなヒントとなっている。


ナレーション「1979年から過去30年にわたり、オーシャニック航空は無事故記録を更新しています」


同じくコミコンで紹介された偽コマーシャル。こちらの主役はハーレー。Mr. Cluck'sというファストフード店のCEOとして登場している。

ハーレー「宝くじに当たってからというもの、ぼくの人生いいことばかりです。このあいだオーストラリア旅行に行ったとき、夜空を眺めていると、新商品を思いつきました」

これらのビデオがミスディレクションでなければ、シーズン5のラストで起きた例の出来事が、どんな結果を引き起こしたのかを暗示する内容になっている。
それにしても、最終シーズンでこんな展開を用意しているとは、「LOST」はつくづくすごいシリーズだと思う。

2009-07-26

LOST: Season 6予想その1

ひさびさに「LOST」の話題を。
サンディエゴで行われたコンベンションComic-Conに製作総指揮のカールトン・キューズとデイモン・リンデロフ(コンビ名:ダールトン)が登場。最終シーズンとなるシーズン6について明らかにした。例のごとく、重要なことについては一切明かさなかったものの、細かい点についていくつかヒントを提示してくれた。
エンターテイメント・ウィークリー誌の「ドク」こと、ジェフ・ジャンセン記者がまとめた情報は以下の通り。





(シーズン5についての軽いネタバレがあります)




シーズン6にはジュリエットとファラデイが登場する。

リチャード・アルパート(年を取らない男)の過去が明らかになる。

ダーマ・イニシアチブに関しては、シーズン5とは違って、ほとんど紹介されない。

ジャングルでの冒険、エモーショナルなドラマ、新たな発見という点ではシーズン1と似ている。

新たなフラッシュバック手法が導入される。




などなど。

シーズン6の全米放送開始は来年1月。

2009-07-23

TOP CHEF LAS VEGAS



TOP CHEFのスピンオフ、TOP CHEF MASTERSはようやく決勝に進む6名のシェフが決定したばかりだが、本家TOP CHEFのほうも準備が着実に進んでいるようだ。シーズン6となる次の舞台はなんとラスベガス。ギャンブルやショーの街としてのイメージが強いけれど、有名シェフがつぎつぎ出店していることでも知られている。たとえば、Mandalay Bayホテルだけでも、サンフランシスコのフレンチFleur De Lys、ニューヨークのシーフードレストランAureole、リック・ムーネンのシーフードレストランRM Seafoodウォルフギャング・パック初のイタリアンTrattoria Del Lupoなどが入っているほどだ。過去10年間でもっともグルメになった街と言っていいかもしれない。

TOP CHEFシーズン6は8月19日に放送開始だ。

2009-07-21

WE'LL MAKE IT RIGHT


調べものをしているうちに、どういうわけかベニー・シングスのMySpaceのページに辿りついた。
ベニー・シングスといえば、オランダの歌手・プロデューサーで、これまでに発表された「Champagne People」「I Love You」「ベニー・・・アット・ホーム」という3枚のアルバムはどれも個人的愛聴盤だ。ポール・マッカートニーやトッド・ラングレン、あるいは、ベン・フォールズなんかと比較されるシンガーソングライターで、ウーター・ハメルの「ノーバディーズ・チューン」や「ヘメル」、ジョヴァンカの「サブウェイ・サイレンス」などのプロデュースワークも良かったけれど、ファンとしてはやっぱり彼自身のアルバムが最高だ。

彼のMySpaceに辿りついて初めて知ったのだが、ベニー・シングスは最近、新たなアルバムを発売していた。同サイトの情報によると、今年の1月3日から10日まで、ベニー・シングスはミュージシャンの仲間とアムステルダムのThe Lloyd Hotelというホテルに籠もり、アルバムを製作。We'll Make It Rightというバンド名で、「IN A CABIN WITH We'll Make It Right」というアルバムを発売していたのだ。さっそくiTunesでダウンロード購入したところ、これがいい。短期間で作られたアルバムだから完成度は決して高くはないが、そのぶん、勢いと遊び心に満ちている。ベニー・シングスらしい、人懐っこいメロディも健在だ。音楽ができる人は心から羨ましいと思う。

iTunesのリンクはこちら。
We’ll Make It Right

このアルバムのリリースパーティーでの演奏風景を見てもらえば、楽しさは伝わると思う。毛むくじゃらのchubbyな男性がベニー・シングスだ。


MySpaceによると、いま製作中の四枚目のアルバムはディスコの影響を大いに受けた作品になるという。とても楽しみだ。

ちなみに、個人的にベニー・シングスで一番好きなのは、「Let Me In」。ビデオはへんてこだけど。



ベニー・シングス&ジョヴァンカ「Blackberry Street」(オランダの朝のテレビ番組でのライブ演奏らしい)

2009-07-19

(500) Days of Summer


観る前から、必ず気に入ると分かっている映画がたまにある。
それは、製作に関わったスタッフやキャストのメンツだったり、予告編の雰囲気などからピピッとくるのだが、「(500)日のサマー」はまさにそんな映画だった。
なにしろ、BRICK‐ブリックルックアウト/見張りといった小規模の良作ばかりを選んでいるジョセフ・ゴードン=レヴィットと、She & Himの音楽活動でも知られるズーイー・デシャネルのツートップである。

そんなわけでかなり期待値が高かったのだが、実際の映画はそれを上回る出来だったのだ!

この映画は、ロマンチストのトム(レヴィット)と、シニカルなサマー(デシャネル)とのオフビートなラブストーリーだ。
「(500)日のサマー」というタイトルからも分かるように、トムがサマーという風変わりな女の子と付き合った500日間が描かれている(ちなみに、タイトルの500日に括弧がついているのは、括弧のなかの数字が劇中で変化するから)。

これはいわゆる「ロマンティック・コメディ」ではない。物語のゴールが恋の成就ではなく、失恋からの復活であるからだ。「そんな彼なら捨てちゃえば?」とか「The Ugly Truth」とか、最近のハリウッドの女性映画は、恋愛成就のためのテクニックに重点を置いたロマコメが多いけれど、この映画は恋愛につきまとう、ときめきや高揚感だけじゃなくて、焦燥や不信、絶望といった感情と真摯に向き合っている。苦くて酸っぱい部分をきちんと描いたうえで、それでも恋愛を肯定してみせるという、非常に困難なことをやってのけているのだ。個性的な男女が出ている点、男女関係そのものが題材になっている点などでは「アニー・ホール」と似ているかもしれない(大胆な編集手法やおしゃれな映像なども共通している)。

ロサンゼルスの建築に焦点をあてた目新しさとか、ザ・スミスやホール&オーツを並べたサウンドトラックとか、語るべき点はほかにもたくさんあるけれど、長くなってしまうので今回はこのへんで。

今年これまでに観た映画のなかでは間違いなくナンバーワンだ。



フル予告編



フォト・コラージュ

2009-07-16

ピクサー流マネジメント術2

ピクサー流マネジメント術 天才集団はいかにしてヒットを生み出してきたかを執筆したのは、ピクサー・アニメーション・スタジオのエド・キャットマル社長だ。
キャットマル社長といえば、実はコンピューター・グラフィックスの発展に大きく貢献した偉大な科学者である。もともとアニメーター志望だったものの、自分に絵の才能がないと悟ると、コンピューター・サイエンスの道に進むことになる。コンピューターを用いたアニメーションならば、絵の才能が問われることはないと考えたからだ。キャットマル氏がユタ大学で研究を開始した七〇年代初頭において、コンピューターでアニメを作るなど夢のような話だったが、博士課程においてテクスチャマッピング、Zバッファ、Bスプラインというコンピューター・グラフィックスにおける基礎発見を達成し、さらに、アンチエイリアスと再分割曲面に関するアルゴリズムを考案。その後、ニューヨーク工科大学(NYIT)に新設されたコンピューター・グラフィックス研究所のディレクター、ルーカスフィルムのコンピューター・グラフィックス部門の副社長を歴任しつつ、研究開発を続けてきた。八六年にスティーヴ・ジョブズ氏がルーカスフィルムのコンピューター・グラフィックス部門を買収し、ピクサーを発足させると、キャットマル氏を社長に任命。キャットマル氏は、ピクサーの業務執行の最高責任者としての職務を果たしつつ、主任技術顧問としてテクニカルチームを率いてきた。

彼にとっての生涯の夢は、史上初のCGの長編映画を作ることだった。1995年に公開された「トイ・ストーリー」で長年の夢をついに実現させると、キャットマル社長は新たな目標を見いだすことになる。それは、ジョン・ラセター監督とともに、ピクサーという優れた才能が集まる映画スタジオを維持し、発展させていくことだ。

同著では、ピクサーでじっさいに慣行されている経営術が紹介されている。

詳しくは本を読んでもらうしかないのだが、彼の主張を端的にまとめると次のようになる。

「偉大なクリエイターを起用し、彼らに大きく賭ける。ありったけの猶与と援助を提供し、監督が誰からも正直なフィードバックを得られる環境を提供する」

キャットマル社長が目指すのは、一人のカリスマに頼ったスタジオ運営ではなく、ひとりひとりのクリエイターが才能を発揮することで、総体の和よりさらに素晴らしいものを生み出す環境作りだ。

ピクサーが生み出した作品を見るかぎり、その実験は成功しているといっていいだろう。

2009-07-14

ピクサー流マネジメント術1

今月末に出版される「ピクサー流マネジメント術 天才集団はいかにしてヒットを生み出してきたか」は、米ハーバード・ビジネス・レビュー誌に掲載された手記「How Pixar Fosters Collective Creativity」(ピクサーはいかにしてクリエイティヴ共同体を育んだか)の翻訳だ。
執筆者は、なんとピクサーのエド・キャットマル社長(かつてはキャットムルと表記されていたが、最近はキャットマルのほうが多いので、そちらに合わせた)である。
ピクサーの歴史に関しては「メイキング・オブ・ピクサー―創造力をつくった人々」という素晴らしい本があるのだが、その経営術については謎に包まれたままだ。だからピクサーを訪問する人は(ぼくを含めて)決まって「どうやったらヒットを生みだし続けられるのか?」という質問をぶつけることになる。しかし、ピクサーが取材者を受け入れるのは基本的には新作映画のプロモーションのときだけだし、インタビューをさせてもらえるのも映画の製作陣だけで、最近ではクリエイティブ部門を統括するジョン・ラセターさんすら取材が難しい。クリエイターたちはそろってピクサーの素晴らしさを熱弁してくれるのだけれど、才能溢れるクリエイターたちをいかにしてマネジメントしているのか、そこらへんについて語ってくれる人はあいにくいない。だから、キャットマル社長自らがその経営術を明かした手記をネットで発見したとき、ぼくは飛びついたのだ。

(明日に続きます)

2009-07-13

ラジオ出演



明日の朝、Zip FmのMorning Chargeに電話出演します。
ディズニー・アニメの「ボルト」と、自分が翻訳したピクサー社長のビジネス本についてお話するつもりです。
実は「ボルト」は、ピクサーの体制で作られた初めてのディズニーアニメ。2006年にディズニーはパートナー関係にあったピクサーを買収したのだが、その際、ピクサーの経営陣にディズニー改革を依頼していたのだ。かくして、ピクサーのエド・キャットマル社長はディズニー・アニメーション・スタジオの社長を兼任、ピクサーのジョン・ラセター監督もディズニーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーとしてディズニーアニメのクリエイティブ面を統括することになり、その最初の成果が「ボルト」なのだ。

見てもらえば分かると思うけれど、「ボルト」はピクサーのDNAを受け継いだおかげで非常にクオリティが高い。

どうやったらピクサーのようなクリエイティブ組織を生み出すことができるか、エド・キャットマル社長が執筆したピクサー流マネジメント術 天才集団はいかにしてヒットを生み出してきたかには書かれている。
次回は、この本の内容について詳しくご紹介します。


2009-07-11

ワイヤレス・ラン



【NIKE(ナイキ)】【NIKE+対応】iPod リモートコントロールを着用して、初めてランニングに出かけた。
iPhoneとリンクしてしまえば、腕時計形のリモコンとして使えて、ランニング中も問題なく操作できた。iPod TouchやiPhoneとかタッチスクリーン式でNike + iPodをやっている人にはお勧め(っていうか、これがないと不便だと思う)。
で、こうなると今度はヘッドホンが気になってきた。

Sennheiser ヘッドフォン ダイナミック・インイヤー型 PMX 80 SPORTS IIというスポーツ用のヘッドホンを使っていて、フィット感は満足しているのだが、どうしてもケーブルが気になる。腕時計型のリモコンでiPhoneを無線操作できるようになったわけだし、ヘッドホンもワイヤレスにしてみたい。iPhoneもOS 3.0からbluetoothがステレオ通信に対応になったので、理屈上は可能なはず。ランニング向きbluetoothヘッドホンがあるかどうか、ちょっとリサーチしてみようと思う。



走行距離3000キロまで、あと100キロ弱だ。

2009-07-10

ピクサー流マネジメント術

ひさびさの翻訳本が7月下旬に出ます。
ピクサー流マネジメント術 天才集団はいかにしてヒットを生み出してきたか」というビジネス書で、著者ピクサー・アニメーション・スタジオのエド・キャットマル社長です。
詳しい内容についてはのちほどご説明するとして、今日は表紙(帯がついた状態です)をご紹介。

2009-07-09

DISTRICT 9 Trailer



ピーター・ジャクソンがプロデュースするSF映画「District 9」のフルトレーラーが公開された。
28年前から南アフリカに亡命しているエイリアンと、エイリアンの技術を利用して最新鋭の武器を生みだそうとする巨大企業を巡る物語のようなのだが、相変わらずよく分からない。とりあえずタイトルの「第9地区」というのは、エイリアンの居住区を指す名称だということだけはわかったけど。

2009-07-08

THE LOST SYMBOL


ダン・ブラウンの新刊「The Lost Symbol」の表紙が公開された。
発売は9月15日!

2009-07-05

Piccolo


今日は、近所にあるイタリアン・レストランのPiccoloに出かけた。
歩いて10分ほどの距離にあって、ランニングのときにはそれこそ毎回のように目の前を通っているのだけれど、なかに足を踏み入れたのは今回が初めて。
土産物屋とかタトゥー屋さんなどのあいだにあるレストランが、おいしいはずがないと決めつけていた。
それでも、ここのオーナーがサンタモニカに開いたLa Botteが最近やたらと評判がいいので、挑戦してみることにしたのだ。
さすが、ビーチの隣にあるだけあって、ドレスコードは無いに等しく(素足と上半身裸のみお断り)、カジュアルな雰囲気だけど、料理は非常に洗練されていて、とても楽しい夜を過ごすことができた。
また来ようっと。

2009-07-03

NIKE+ iPod Watch Remote


今日もランニングに出かけた。


iPhone 3GSはNike+iPodに対応していると書いたけれど、走っているうちに気になる点がいくつか出てきた。
まず、走りながらiPhoneの操作は非常に難しい。
iPod nanoを使っていたときは、腕にはめた状態でも容易に操作できた。でも、iPhoneの場合、タッチスクリーンで突起がないから、腕にはめたままの状態で、早送りや音声ガイドのボタンを押すのは不可能だ。iPhoneはGPSがついているし、写真やビデオも撮れる。非常事態に電話としても使える。iPod nanoよりずっと便利なだけに、操作性の悪さだけがちょっと気になる。

もっと簡単な解決法は、【NIKE(ナイキ)】【NIKE+対応】iPod リモートコントロール
というリモコンを装着することかもしれない。

これなら遠隔操作でiPhoneを操作できるはずなので、ストレスフリーで走ることができそうだ。

どうせなら、ヘッドホンもブルートゥースにして、完全にワイヤレス化するのも面白いかもしれない。

2009-07-01

CHUCK


いまさらながら、テレビドラマ「Chuck」を見ている。これは、「プッシング・デイジー」と同時期の07年秋にスタートしたアクション・コメディなのだが、第1話の印象がぱっとしなかったので、すぐに放送中止になるかと思っていた。でも、意外に評判が良くて、シーズン3の製作も決定している。そこで、もう一度チャンスをあげることにしたのだ(って、偉そうですね)。

「CHUCK」は、ひょんなことから国家機密を頭にダウンロードしてしまったオタクくんをめぐる、スパイコメディだ。Buy Moreという架空の大型家電店でNerd Herdという修理のスペシャリストとして働く彼は(元ネタは、Best BuyGeek Squadだろう)、CIAの美人スパイとともに慣れない諜報活動に駆り出されることになる。McGがパイロット版の演出を手がけていることから分かるように、バカバカしいノリは「チャーリーズ・エンジェル」に近い。でも、純情なオタクくんと恋人のふりをする美人スパイ(実はそれほど美人でもないのだけれど)とのプラトニックなラブストーリーや、ルーザーな同僚との友情物語、仲の良すぎる姉との姉弟愛などが盛り込まれていて、あんがい面白い。じっさい、McGが演出を手がけた第1話よりも、ほかのエピソードのほうがよっぽどよく出来ている。さすが、ヒットメーカーのジョシュ・シュワルツ(「The OC 」「 GOSSIP GIRL 」)がクリエイターを務めているだけある。
次の展開が知りたくて仕方がない、というような中毒性はゼロだし、見ないと損をするというわけではないけれど、それなりにきちんと楽しませてくれる。もし、この番組が飛行機で放送していたら、長いフライトも退屈しなくて済むと思う。