アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは、来年3月に実施される第82回アカデミー賞から作品賞のノミネート数を通常の5作品から10作品にいっきに増大させる、と発表した。
アカデミーはその真意を明らかにしていないけれど、アカデミー賞授賞式の視聴率アップを目指したものだと思われる。
ノミネート作品を5つに絞れ、と言われると、どうしても玄人好みの地味な芸術作品ばかりになってしまいがちだ。でも、10作品に拡大すれば、一般視聴者でも知っている人気映画がノミネートされる可能性が高くなり、その結果、視聴率アップが期待できる。これで、作品賞に「ノーカントリー」、「つぐない
」、「JUNO/ジュノ
」、「フィクサー
」、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
」といった地味な作品ばかりがノミネートされたせいで、最低の視聴率を記録した第80回アカデミー賞授賞式のような事態は避けられることができるだろう(個人的には、好きな作品ばかりなのだが)。
来年のアカデミー賞の候補となるのは、今年全米公開される映画だ。
果たして一年に10作品も良作があるのか、と疑問があるが、とりあえず、いまのところ、「カールじいさんの空飛ぶ家」が作品賞にノミネートされるのは確実と思われる。


