2008-04-12

やりなおしの英語

How to iKnow! 英語学習コミュニティ「iKnow!」オフィシャルガイド


すでにご存じの方も多いと思うけれど、オンラインの英語学習サイトiKnow!を始めた。

アメリカに住んでいるのに、いまさら英語を勉強するというのも変だと思うかもしれないけれど、ぼくの英語力は、実は英語→日本語の一方通行だ。これまでアメリカ小説の翻訳もいくつかしているし、英文を読んだり、英語会話を日本語に起こしたりということを職業的に行っている。しかも、仕事はかなり早い、と思う。聞く、読む、ということに関しては、けっこう自信がある。

でも、英語で話したり、英文を書いたりという行為はからっきしだめで、いまだにコンプレックスがある。
インプットに対してアウトプットの量が少なすぎるのが原因で、もうちょっと若いときは、がんばってアウトプットの機会を増やそうと努力したときもあったけれど、ぼくはわりと人見知りするタイプで、いつしか面倒くさくなって、開き直ってしまった。「幼稚な英語しかしゃべれなくても、通じればいいじゃないか」と。あるいは、「わざわざ外国語で話してやってるんだ、こっちの気持ちを汲んでくれたらどうなんだ」と。

思えば、ぼくがこれまで出会った日本人のなかで、英語が上手な人は、話し好き、人間好きと決まっていた。
で、ぼくはというと、気が合う人の前ではやたらと饒舌となるけれど、そうじゃない人を相手にすると心を完全に閉ざしてしまうので、語学力が上達する余地はあまりない。昔、どこかのエッセイで村上春樹さんが言っていたけれど、日本語で饒舌ではないひとが、英語を話したとたん、いきなりお喋りになることはあり得ないのだ。

でも、英会話力の弱さは、自分にとってかなりのコンプレックスだった。外国に長く住んでいるというだけで、ペラペラだと誤解されてしまいがちだし。

そんなとき、iKnow!と出会った。プログラムはよくできているし、グラフィックもおしゃれ、操作も楽しい。英語勉強をする人ためのコミュニティが用意されているから、孤独になりがちな英語学習もたのしい。

なによりすごいと思うのは、これだけ充実したサービスぜんぶが無料ということだ。

先月のWIRED誌で、「今後のビジネスはすべて無料になる」という特集が組まれていたけれど、まさにそれを体現しているサービスだと思う。


とりあえず、ぼくは「投野コーパスチャンネル」に登録。ここに出てくる熟語はもちろん馴染みがあるものばかりだけれど、知っていることと、使いこなせることのあいだには、かなりの隔たりがあるということも理解している。がんばらねば。

「Erudite Vocabulary」までをすべてマスターするのがぼくの目標。

それにしても、便利な世の中になったものですね。

みなさんも一緒に勉強しませんか?