風邪を引いてしまった。
旅行をするときまって体調を崩すから、ある程度は予想していたことだ。
疲れがたまるし、睡眠もとれない。おまけに、風邪を引いている人と、長時間、一緒の空間にいなきゃいけない(昨日も、飛行機のうしろの座席の人がずっと咳をしていた)。
ただ、わからないのは、これが本当に外的要因によるものなのか、ということだ。
体力がなくて、太り気味だったころと比べて、いまは定期的にランニングをしているし、三食をきちんと食べて、おまけにビタミンやサプリメントも摂っている。じっさい、このところ、ずっと風邪を引いていなかった。免疫機能が向上している証拠だと思う。
それが、こうも簡単に風邪を引いてしまったのは、むしろ、心理面の影響が強いのではないか、と思うのだ。
ぼくは「旅行に出ると、必ず体調を崩す」と思いこんでいるふしがある。いや、むしろ、確信している。これまでそういう経験を何度もしてきたし、じっさい、「Airborne」という旅行用の予防薬まで存在する。
で、そうした思いこみによって、免疫機能がダウンし、それで病魔(って、大げさな表現だけど)に冒されてしまったのではないだろうか。
そんなばかな、と思う人がいるかもしれない(他人が同じ台詞を吐くのを聞いたら、ぼくだってきっとそう思う)。
でも、ぼくは思いこみが強いタイプで、たとえば、新薬試験で、偽薬(プラシーボ)を飲まされても、めざましい改善を見せてしまうだろうと思う。
だったら、ビタミン薬かなにかを万能薬と思いこんで服用すれば、あっという間に体調が改善するはずなのだが、そうは簡単にはいかない。嘘と分かっていては、プラシーボ効果は望めないからだ。
なにか、うまい方法はないものだろうか。うーむ。



